省エネ対策で温暖化防止
省エネと呼ばれる省エネルギー運動は、生活内容を見直して省ける無駄を省くのが目的です。環境問題と結びつかない省エネは家計の引き締めを目的として行われますが、地球温暖化と結びつく省エネは何を目的にしているのでしょうか。
昔の省エネ
日本で省エネが意識されるようになったのは、1970年代に起こったオイルショックです。主要産油国の国際的緊張に端を発したオイルショックは、原油価格の高騰を引き起こし深夜のテレビ放送の中止や省エネルックなどの省エネ運動が政府主導で行われるなど、「省エネ」という概念を広く浸透させることになります。このオイルショックに伴う省エネ運動の目的は、環境保護ではなく石油使用量の抑制であったといえます。
現代の省エネ
現在の地球温暖化防止を目的とした省エネは、2005年に発効された京都議定書に基づくものといえます。消費電力量を減らすことを目的とした省エネで、暖房の設定温度を下げて冷房の設定温度を上げる、テレビの主電源などの待機電力の消費を減らすなどが紹介されています。2004年にノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイ氏を中心とする「もったいない」運動の影響もあって、現代の省エネ活動が日本全体に定着しつつあるといえます。
省エネと温暖化の関係
では、なぜ省エネを進めると温暖化対策に繋がるのでしょうか?それは日本の電力供給に理由があります。電力の生産の内訳では、火力発電が全体の6割を占め、水力が3割弱、原子力が1割強という割合になっています。火力発電の大部分が石油・石炭の化石燃料を使用しているため、省エネで電力消費量を減らしたぶんだけ化石燃料の消費量が抑えられることになるのです。日本では、政府主導の下「マイナス6%」を目標とした省エネ運動を展開しています。
今日から出来る省エネ対策
省エネ対策は、思い立った時から出来る手軽かつ効果的な温暖化対策である上に、光熱費の負担を抑える効果もあるため一石二鳥の方法といえます。有効な省エネ対策としてはどのような方法があるのでしょうか。
衣服で温度調節する
冷暖房の使用は快適さをもたらしますが、消費電力量が大きくなるのが欠点といえます。夏のクールビズ、冬のウォームビズなどのように季節に合わせて薄着・厚着をして冷暖房を使いすぎないようにするのが省エネの基本となります。
待機電力を減らす
電気で動いている全ての電化製品は、待機電力という形で使用していない時でも電気を消費しています。特にリモコンで電源を切ることの多いテレビは、テレビ本体の主電源が入ったまま多くの待機電力を消費しています。電化製品を使用していない時は、主電源を切るかコンセントを抜くなどして待機電力の消費量を抑えるようにしましょう。
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