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酸性雨

「恵みの雨」という言葉があるように、降雨は植物の生育だけでなく飲料水の確保にも重要な役目を持つ天候です。しかし、地球温暖化の影響を受けることで雨が恵みではなく災いを運んでくることがあります。ここでは、雨水が強酸性に変化して降り注ぐ酸性雨の原因などを紹介していきます。

酸性雨と地球温暖化

酸性雨は、酸化物との結合によって酸性度が高まった水分が雨になって地表に降り注ぐ環境問題です。酸性雨はpH値が5.6以下を示す雨と定義されて、pH値が下がれば下がるほど酸性が強くなっていきます。

酸性雨発生の仕組み

海や河川に流れている水の一部は、太陽光で蒸発して雲となって地球全体を巡っています。この雲が気圧の変化によって気体から液体に変化して雨となって降り注いでいます。
石炭・石油などの化石燃料を燃焼させることで生じる硫黄酸化物や窒素酸化物、塩化水素などの有害物質が気体として上空に上がり雲の中で水分と結合します。
これらの物質と結合した水分は硫酸・硝酸・塩酸などの強酸に変化して雨に混じり、酸性雨を生み出しているのです。

酸性雨の影響

酸性雨に含まれる強酸は、物を溶かす力が強い物質であることは広く知られています。酸性雨は、この強酸の力で様々な物を腐食させてしまうのです。酸性雨の被害は特にヨーロッパに多く、銅像や歴史的建造物に被害が出ています。また、ドイツのシュバルツシルトなどの森林では、酸性雨による腐食で木々が朽ち倒れる被害が報告されています。酸性雨が流れ込んだ河川や湖では、水が酸性化して魚が生存しにくい環境に変化するなどの被害が報告されています。

地球温暖化との関係

酸性雨は地球温暖化が進むことで発生する二次的な環境問題であると同時に、地球温暖化の原因の一つにもなっている環境問題といえます。化石燃料の使用によって二酸化炭素と硫黄酸化物・窒素酸化物などが発生し、酸性雨を生み出します。酸性雨は酸による腐食で森林の破壊を進め、二酸化炭素の処理能力を低下させます。つまり、酸性雨は地球温暖化の過程で起こる現象であると同時に地球温暖化そのものを促進させる働きを持っているということになります。

酸性雨対策

酸性雨の発生は地上300〜6000mの高さにある上空にある雲の中で行なわれているため、有害物質を取り除く方法は現実的ではないといえます。そのため、いかに地上で酸性雨の原因となっている有害物質を発生させないかが対策の鍵となっています。

有害物質の排出規制

酸性雨の原因となっている有害物質は、化石燃料の燃焼によって発生しています。つまり化石燃料を大量かつ継続的に消費する自動車や工場が、酸性雨の原因になっていると言えます。現代の環境問題の多くは化石燃料に由来するものであるため、法律による化石燃料からの排気ガスに規制を掛けることは繰り返し行なわれています。各社メーカーは、エンジンや炉に有害物質除去装置を取り付けることで排ガス規制をクリアしています。

化石燃料からの転換

現在注目されているのが、植物由来のバイオ燃料への転換です。本来は二酸化炭素排出量を抑制するための試みでしたが、酸性雨の元となる有害物質が発生しにくいというメリットもあって、全世界でガソリンからの転換が進められています。

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