二酸化炭素と温暖化の関係とは?
二酸化炭素(CO2)は、私たち人類を含む生物が呼吸して取り込んだ酸素が細胞内で炭素と結びついたり、物を燃やしたりすることで発生する気体です。二酸化炭素は地球温暖化の最重要キーワードとも言えるものでもあります。
二酸化炭素の役割
二酸化炭素は、植物が光合成によって必要な栄養素を作り出すために必要な物質です。植物は水や土中の栄養素だけでは、生長するために必要な炭水化物を確保できないので二酸化炭素から炭素を取り出しているのです。また、人間も一定量の二酸化炭素が含まれた空気を呼吸しないと、「過換気症候群」と呼ばれる症状を引き起こしてしまいます。二酸化炭素は私たちが生活していく上で欠かせない、地球上から無くすことの出来ないものといえます。
二酸化炭素のデメリット
狭い部屋の中で二酸化炭素が増えすぎると、様々なデメリットが発生します。まず、燃焼のために必要な酸素が相対的に減るので、ろうそくなどの火がつきにくくなります。室内中の二酸化炭素の濃度が3〜4%に達するとめまいや頭痛が起こり、7%を越えると意識を失いやがて呼吸停止する恐れがあります。逆に室外のように換気出来る場所では、このような二酸化炭素のデメリットは発生しにくくなります。大気中全体では、二酸化炭素は約0.04%程度しか含まれていないため、よほどのことがない限り二酸化炭素で苦しむことはないのです。
二酸化炭素と地球温暖化
二酸化炭素が地球温暖化に影響を及ぼす理由として挙げられるのが「温室効果ガス」という二酸化炭素の特性です。この特性のために、地球温暖化対策として二酸化炭素の排出量削減が世界全体で行なわれているのです。
温室効果ガスとは?
温室効果ガスは、大気中の熱を大気圏内に篭もらせる働きを持つ気体のことです。地球は、太陽からの光によって大気や海が温められています。この太陽光による熱は、自然に大気圏外に放射されて冷めていくようになっています。しかし、全ての熱が放射されてしまうと都合が悪いので大気中に熱を留める必要があります。この熱を留める役目をするのが温室効果ガスなのです。温室効果ガスとされる気体は、水蒸気やメタンなどがありますが、二酸化炭素が最も有名な温室効果ガスとなっています。
温室効果による温暖化
温室効果ガスによる温室効果とは、ビニールハウスなどのような熱を逃がさない働きのことです。この温室効果が地球温暖化の大きな原因となっているのです。火山灰でも温室効果が起こることがありますが、太陽光を遮ってしまうため逆に寒冷化を引き起こします。逆に二酸化炭素は、太陽光を遮ることなく熱を維持する働きがあるので温室効果を助長しやすい気体と考えられているのです。
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